人智学的つれづれ草

日常の体験と人智学で学んだことを結びつけ、広げます。

お金のない世界

スタートレック ファーストコンタクト」のビデオを見直した。

子供が喜ぶ単なるSFとしてかつて見、また今回もそのようなつもりで

見ていたのだが、年を経て見てみると、そのエンターティメント性ではなく、

個々のセリフに注目するようになったことに気づいた。

「未来(24世紀)には、お金というものはないんだよ」、「それじゃあ、ただ働き?」、

「みんな自分の向上のため、人類のために働くんだ」といった言葉だ。

映画ではそれ以上の説明はなかったが、いつかお金のない社会がおとずれてほしい、

と思う気持ちがはたらく。また、最高に知性的だと言われた有名人が、かつて、

「世の中お金がすべてですよね。」とおっしゃったことを思い出す。

人智学では、お金(経済)は“友愛”の象徴のような考え方をする。今はお金は、権力の象徴なので、全く逆の考え方に見えるが、最近ちょっと注目されるようになった「贈与論」をもう少し掘り下げて考えてみたい。