2026-01-01から1ヶ月間の記事一覧
プレバトというテレビ番組で、表題の句を見たとき、静かな衝撃を受けた。この句で、「願わない」とわざわざ言っている心には、どんな事情が隠れているのだろう、という思いを抱かせる。どうやら、男女の別れを詠ったもののようだが、普通なら‘願う’とか、‘祈…
個人的な経験でも、テレビの中でも、とてもよく耳にする言葉の一つが「きっかけは、何だったのですか?」という質問だ。なぜ、こうも聞きたがるのだろう?自分の生き方に自信がないからなのか、新しい気づきを求めているのか、単に好奇心からなのか。行動を…
寒桜と梅今日、上野公園で桜と梅をいっしょにみた。弁天堂と五條天神社でのこと。不思議な感覚をおぼえたのでカメラにおさめたが、散文的な説明ができないので詩らしきものを残す。西高東低の気圧配置で、北風の強い日だった。めったにないことだが、帽子を…
赤く咲くのは けしの花 白く咲くのは 百合の花 どう咲きゃいいのさ この私 夢は夜ひらくこの曲を知っている人は少なくなったかもしれない。1970年にリリースされた藤圭子の代表曲だ。表向きには、「夜のネオンや飛ぶ蝶などの象徴を通して、華やかさの裏にあ…
月が魚座にあり、直感が強まる日とされる。感受性が豊かになり、心の深い部分や潜在意識とつながりやすい時といわれる。今日私がやったことは、「暗闇」とは人間にとって何か調べ考えたことと、ニーチェの詩の韻文構造を研究したこと、そして、十字架の横線…
今日は大寒という日だ。二十四節気でいう大寒は、太陽の力が最も弱く、地上の生命活動が最も沈み、自然界がほぼ呼吸を止めたように見える時点をいう。外が静まりきると、自分の内面の声がはっきり聞こえてくるような感じになる。だが同時に、なんとなく生命…
体操ブーブー整体師から「体操ブーブー」というものを教わり、さっそく購入してみた。鼻を押すと、ラジオ体操第一の掛け声が音楽とともに流れてくる。小学校以来になる懐かしい体操をやってみると、なんだか、全身にさわやかな力が流れてくる。半世紀ぶりの…
人工甘味料味覚についてのテレビ放送を興味深く見た。自然科学は、こんなところまで解明しているのだな、と感心するとともに、疑問も生まれた。自然科学的な味覚の定義は、「舌や口腔内の味蕾が、溶解した化学物質を受容し、神経信号として脳に伝える感覚」…
夢の中のハルウララ夕刊の一面の記事に引き込まれてしまった。“難病の女性「負け組の星」に境遇重ね”という見出しだ。車いす生活を送るこの女性は、千葉県の牧場で余生を過ごすハルウララを応援する会に入り、心の触れ合いをもったそうだ。続けた記事には、…
『のんのんばあとオレ』 水木しげる 講談社今の自分からいったん離れて、何も産まず果たさず、自分が“どこから来た存在か”を思い出す日があるという。その日は、役割が解かれる日であり、肩書が消える日。元の自分に戻っていい日とも。こんなことをやってみ…
どんど焼き朝からお酒を飲めて、もう二週間たつが、その気分が抜けきれない。今日は、暦では‘小正月’と言われているが、聞いたこともない方がきっと多いと思われる。‘大正月’である三が日は、年神様を迎えるために、正月飾りを整え、おせちを食べ、鏡餅を供…
御神籤お正月に寺や神社でおみくじを引くのは、どなたも経験があるだろう。私もよく引き、吉がでるとうれしくなり、凶がでるといやな気持になる。ひと時立てば、忘れてしまうのだが。半年前に「人間の意識が曇らされるのは、どんなときか?」という題で文を書…
成人式に関するアンケートを色々見てみて、どのような意識を持っているか、おおよその事がわかった。重視する事柄は、振袖を着ることと写真を撮ることが上位。嬉しいことは、お酒が飲めることが1位。「日本の政治に期待できる」「未来は明るい」といった社…
小豆洗いお正月の間中、ゆっくり過ごしたつもりでいて、その実、心のどこかで、「今年はちゃんとしなければ、とか、今年こそは何かをしっかりと」などと、自分を締めていたことに気づく。鏡開きは、言わば正月明け。お汁粉の甘みと小豆に関して思いつくこと…
新しく講座の受講を始めた。今日読んだ「僕のおいたち」と「音楽について」という題の文を断片的にではあるが、紹介する。どちらも川原栄峰訳。「牧師館というものにただようているあの平安が僕の心に深い、ぬぐいさることのできないあやを刻み込みました。…
七草がゆ三が日の間、いいお酒とおせちとお雑煮をたっぷり堪能させてもらったせいか、おなかもかなりたっぷりになってきている。体が自然と、あっさりしたものを欲しがっている。今日は七草だ。七草粥は邪気を払うと昔から言われているが、その邪気とは何だ…
キリスト教では、今日1月6日を公現祭または顕現祭と呼んでいる。興味のある方に少し説明をさせていただく。公現祭は、エピファニーという。冬至後しばらく経った1月6日、外的な光はまだ弱いが、内的な光が「方向性」を持ち始める日だ。この時期、西洋では…
七福神正月には、近くの七福神巡りをよくするのだが、あまり深く考えたことのない問いが浮かんだ。なぜ、正月なのか、というものだ。七福神は、富、寿命、魅力・享楽、破壊と再生、無垢・笑いという、人が一年を生きるために必要な“生の要素”のようなものだ…
獅子 お多福 ひょっとこデパートで獅子舞をやっていた。伝統芸能を客寄せに使っているのだが、獅子舞自体は素晴らしい。なぜ、お正月にふさわしく感じられるのだろうか?縁起物や民俗芸能という視点を超えて、獅子の相貌そのものが何を意味しているのかを読…
鏡餅と神様鏡餅は、なぜ「鏡」というのか、気になって調べてみた。神社ではよく鏡がご神体となっているが、何か関係があるのだろうか?鏡は神そのものの依代だと言われるが、鏡はありのままを曇りなく現す。参拝すると、社殿の奥に自分が写っているのが見え…
『ウマ娘』久住太陽、杉浦理史 集英社「干支の午」と「動物としての馬」は、同一視されがちだが、象徴的には同一ではない。午は「原理」で、馬は「その原理を宿す存在」だ。午の本質は、上昇する火であり、前進する意志と推進力だ。十二支の円環の中で午は、…
今年はちょっと奮発して四段重でお節をいただいている。子どものころは、母が全部手作りしてくれていたが、今はほとんど出来合いのもので済ませている。ただ、昔の思い出が強いせいか、酢ゴボウだけは自分で作っており、毎年いつもうまくできたのだが、今年…
人には、108の煩悩があるという。これは、多くの執着があるというよりも、今までの人生で身につけた、様々なものへの多様な“結びつき”の数といえるかもしれない。結びつきなのだから、決して悪い物、消すべきものではない。“結びつき”をほどいて言うと、それ…