御徒町へ出かけたら、たまたま救世軍の社会鍋の前をとおり、衝動的に心ばかりをしたのだが、その時ふと「人の前で善行をしないように注意しなさい。」というコトバを思い出した。マタイ福音書だったと思うが、これは「右手のすることを左手に気づかせないようにしなさい。」とも訳されている。私は、ちょっとした偽善を行ったのだろうか?
さて、今日ふっと、別のことで思い出したことがある。救世軍の事業のひとつである「児童・母子支援」に関連するが、昔々、家と小学校のちょうど真ん中あたりに、“バット博士記念ホーム”という建物があった。そこから通っている同級生もいた。小学3年か4年の頃だったと思う。そこで、初めてクリスマスパーティーを体験したのだが、そのときの明るい場と、暖かい雰囲気を今でもはっきりと生々しく感じることができる。
バット博士記念ホームのHPに、“一人の大人が継続して子どもと人格的つながりをもつことを大切にしています。”とあるが、これはシュタイナー教育の根本思想と重なる。
これから始まろうとしている、科目担任制と比べ、何という違いだろう!