今の星の動きの特徴は、「水星逆行期」と言われ、二つのことに意識を向かわせる時期だと言われている。西洋占星術では、言語、思考、コミュニケーション、交通、契約などの「情報とやりとり」の領域が揺らぎやすい時期とされているようだ。
一つは、「言葉やコミュニケーションのズレ」が表面に出てきて、人と世界の関係の中で起こる“ズレ”を経験させ、そこから「何が本質か」「どこに注意を向けるべきか」という問いを立て直す機会になる時期、と言われている。
二つ目は、「古い価値観や自分が繰り返してきた一種のパターンの見直し」の時期と言われ、自分が追求してきたも課題の、“アップデート”や“深化”をはかるチャンスと言われる。
自分の人生の中で繰り返し現れる“課題の核心”を見つけるよい機会とも言える。
「言葉やコミュニケーションのズレ」に関連して思い当たることは、今のところ特にないのだが、あえて振り返れば、各種メディアで流れている様々な情報があまりに皮相に思われてしまうことだろうか。それだけではなく、広範な分野の専門家がたの意見や思想や論調も、ほとんどが「表面的」に見えてしまうことだ。これは、一種の“ズレ”と言えるかもしれない。これは私にとって「表面的」と思われる、ということであって、善悪やどちらが真に深いか浅いか、という話ではない。
表面的に見える情報のおかげで、その対極を考えることで、かえって「何が本質か」ということを考えさせていただいている。考えるには、素材が欠かせない。深読みだけでは、世界はバランスを失ってしまう。
「自分が繰り返してきた一種のパターン」という言い方には、ちょっと、ギクッとさせられる。自分には、一定の思考の傾向が認められる。どんなことでも、心魂的に深めずにはいられない、という傾向だ。これがいいことなのかどうかは、わからない。気が済むまで考え抜かないと気持ちが悪い、という性格なのだ。
自分の人生の中で繰り返し現れる“課題の核心”については、もうある程度の自覚がある。人生の中で、何を選んできたか、を振り返ると、見えてきそうだ。
この人生で何を克服しようとしたか、どのような人と出会ったか、どのような家系の中でどのような環境で生きたのか、必要な苦労・必要な才能・必要な弱みは何だったのか。
という「選択」の結果が、課題の核心と言える。
ある占い(のようなもの)によると、私の課題は、「魂の覚醒」と「恐れの克服」を中心とした運命的テーマに関わるそうだ。思いあたるようにも、あたら無いようにも感じる。“恐れの中で自我を鍛え、闇と光の均衡を学び、人に伝える存在になる”とも言われたのだが、はたしてどうなのだろうか?長い長い社会人経験の中で、実に多くの「恐れ」を経験したことは確かだが、はたして、自分は鍛えられたのかどうかは、あまり自信がない。
しまいには、“他者の魂に火を灯し、闇と光の間をつなぐ役割を持つ魂”とまで言われてしまったのだが、おだてられているのだろうか?
一白水星の生まれなので、特に水星の動きに敏感なのかもしれない。あまり、人の言うことは鵜呑みにしないほうがいいかも。