人智学的つれづれ草

日常の体験と人智学で学んだことを結びつけ、広げます。

「ジジ抜きとジジ入り」に期待していいか?

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王様というジョーカー
<ホームレスの人の仕事をつくり自立を応援する『THE BIG ISSUE』という雑誌のコラムで、経済学者の浜 矩子さんが連載をしており、最近の号の「ジジ抜きとジジ入り」というタイトルが面白かったので、感想を書く。トランプゲームにババ抜きというのがあるが、“ジジ抜き”は初耳だ。ゲームではないトランプのことを書いているのだが、ジジイパワー大炸裂の現況を書きながら“お騒がせジジイ”と言いつつも、「この人が思わぬ効用をもたらすかもしれない。」と書いている。これは一体どういうことだろうかと、読み進めてみた。
ジジ抜きで、周辺諸国やEUが手を組もうとする可能性に触れており、また、今起こっている大きな二つの戦争を決着させるかもしれないジジイパワーのことにも言及している。「ジジ抜きで国々が仲良くなり、ジジ入りで二つの悲劇が終焉に向かう(かも)。」というわけだが、どのような結果になるか、中々わからない所は、ゲームと一緒だ。
著者は、終わりに「神様はどんなジジイでも有効活用する力がある」と結んでいる。この言葉で、人智学の、ある考え方を思い出した。<一見“悪”と思えるような人も、また悪事も、世の中の進化にとって一定の役割を持っている>という考えだ。同じことを言っているような気がする。
最後に、自分が年々“ちょいワルジジイ”になっていっているのを感じていることを思い出し、今日はこれで終わりにします。